山田真さんと考える原発事故と子どもの健康 【1】

原発はいらない西東京集会実行委員会 HP より転載します。

8月28日に開催した「山田真さんと考える原発事故と子どもの健康」いま福島の子どもたちは」の講演の録画をYouTubeで公開しました。

「山田真さんと考える原発事故と子どもの健康」(1/7)→ http://www.youtube.com/watch?v=RAbKlGxFdFI
「山田真さんと考える原発事故と子どもの健康」(2/7)→ http://www.youtube.com/watch?v=IrwSy8ZU5xY
「山田真さんと考える原発事故と子どもの健康」(3/7)→ http://www.youtube.com/watch?v=iv7v6lwrNi0
「山田真さんと考える原発事故と子どもの健康」(4/7)→ http://www.youtube.com/watch?v=yqKqkFjzILI
「山田真さんと考える原発事故と子どもの健康」(5/7)→ http://www.youtube.com/watch?v=p-mPjp0uBk0
「山田真さんと考える原発事故と子どもの健康」(6/7)→ http://www.youtube.com/watch?v=lhL8O0uFQNQ
「山田真さんと考える原発事故と子どもの健康」(7/7)→ http://www.youtube.com/watch?v=mDIcRYXV87A
ご覧いただくのはもちろん、ブログ、フェイスブック、Twitterなどで広くご紹介ください!

以上 原発はいらない西東京集会実行委員会 HP より。



講座「山田真さんと考える原発事故と子どもの健康【1】」-いま福島の子どもたちは

聞いてまいりました。いってまいりました。先生は梅村子ども診療所で、有名かと。いまは梅村診療所はお閉めになって、八王子で開業していらっしゃいます。先生の講座は2時間。大盛況でその関心の高さをひしひしと感じました。貴重な時間のなかで、いろいろな知らなかった事や、新たな気付きをそれぞれの方々が感じ、受け止められたと思います。今日はそのお話の一部を紹介させていただきます。


講座「山田真さんと考える原発事故と子どもの健康」――いま福島の子どもたちは
日 時●8月28日(日) 午前10時~12時 コール田無イベントルーム(西武新宿線田無駅北口) 
参加費●300円
主 催●原発はいらない西東京集会実行委員
協 賛●「西東京市子どもの権利に関する条例」の実現をすすめる会

講師:山田真さん(小児科医・「子どもたちを放射能から守る全国小児科医ネットワーク」代表)



山田先生
 わたしは、医療被曝について考えたり話してたりしました。レントゲン写真より、CTは何十倍も強い。数年前からレントゲンに害があると言ってきました。CTを撮ることが日本では日常的にとられすぎている。低線量の医療被曝はありますが、日本に専門家はいないのです。3/11が起こってしまって落ち込んでいました。無力だった。推進派はなんでもなさそうで、原発反対者たちが落ち込んでいる。まあ、その間にも八王子で仕事をしています。よく電話がかかってくる。鼻血とか下痢が心配であると。5月のすえ、福島の方から、福島の子供たちを守るネットワークから「1度来てほしい」と要請されました。子どもたちの体調もよくないと言うと、福島の医師は、笑い飛ばされるか、相談にのってくれない。それは個人的な依頼だった。私の出来る事はこれかなと思った。福島で健康相談会をやるということで、知り合いの医者で、30人くらい。でも、みんな60歳以上。


 いま子どもたちの問題は、20年から30年が問題となる。さいわいなことに私たちの集まりに若い医者が、数人、自発的に参加してくれた。不幸中の幸い。健康相談会は2回やりました。40組の母子をよんで、東京に来てもらい、つも3回やりました。9/23にもやります。福島に行ってもらいたい。みなさんにも。行っても表面だけではわからない。(相談会には)子どもを連れずにお母さんだけきて、泣きながら言われる状態で、私なんかにも伝わってくる。福島が大変な事になっている。何が大変なのか。もともとかかりつけの医者が相談にのってくれない。福島の医師は「放射能は大丈夫」と統一されてしまった。(このことでお母さんたちを)福島市内でフォローしてくれるところは1箇所にしかなかった。でも、福島の医師会からバッシングされてしまうので、こっそり参加している。福島医師会が、安全であると決定されてるようです。東京新聞が書いていましたが、福島で放射能の授業をした先生が、免職に。校庭にながく居てはいけないと言った先生も免職になっているそうです。福島の子どもを守るネットワークに入ると、村八分になる。福島は心配を言わない状態になっているようです。

わたしが、こう報告すると、そのことで健康相談の方々に(バッシングが)かかってくるという心配があります。

 福島の安全を言うように、県民の給食は、福島産にしてある。物を言うと、バッシングされる。(健康相談で)牛乳を飲ませたくないんだけど、飲むように言われる。水筒をもたせたいんだけどそれもいけない。どうしたらいいかと言われた。「子どもが牛乳アレルギーになった」と言ったら?と言いました。3/12から3/15の被ばく量がわからない。相馬市では、3/11から3/14まで情報がなく、わからなかった。赤ちゃんをおぶって、外へ給水に行って、数時間そとにいた。お母さんは(放射線を)あびてしまってすまないと思っている。でもお母さんには責任はない。子どもに被ばくをさせたくない。すると、まわりから叩かれてしまう。大手の新聞社は、女性は(福島に)ゆかせない。福島の市内に入ると、平静としている。心を乱さないようにしている。安全というのが大方を占めている。

 6月というと、危険だと(意見が家族同士)家のなかで割れている。わからないことが不安で、家を締め切って、数か月暮らしている。7月は、「報道人も入ってきてほしくない」となっている。相談したのがばれてしまう。そう思われてしまう。差別の問題が出てきている。福島が捨てられると思っている人が、たくさんいる。もう帰れないかもしれない。福島の人たちは切り捨てられる予感があると思う。こどもが結婚できないのではないかという不安がある。今回も各地へ引っ越していった子たちも、うつるとして差別されている。ちゃんと教育してほしいと先生にお願いしている。

 低線量(内部被ばく)のデータが(日本に)ありません。東海村がありますが、その後健康被害の追跡がされていない。チェルノブイリでは、公式発表のもとちがうんですけど、被害を小さく発表している。これから30年さきに、ガンになったとして、30年さき証明できないと思います。ガンになる人の数が、統計的にはっきりすれば、統計的に言えるだけです。大量の線量は、致死量になるが、どの程度で死ぬのかわからない。許容量はどうなるのか言わない。放射能も許容量がわからない。放射線は、人によって感受性が違う。一方では体に出やすい人がいる。



◎つづく 山田真さんと考える原発事故と子どもの健康【2】  をご覧ください。
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by mukoudaichou | 2011-08-28 20:23


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